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メトロガイド>サヘル・ローズのコトダマ日詩 vol.41


サヘル・ローズのコトダマ日詩

もう、秋。
口癖のように呟いてしまう。


舞台稽古と舞台公演がありました。


皆さんは舞台はよく見る方ですか?
それともあんまり見た事がないでしょうか?


舞台は私の殻。
とっても大切な居場所のひとつです。
残念ながら数多くはこなせてはいません。
だからこそ、一回一回が私には奇跡であり、
大切な居場所へかえれる瞬間でもあります。







舞台と映像は異なる部分が沢山あります。
作り上げる期間や関係性。
映像は見える場所だけを切り抜ける、
けれど、舞台では全てがさらけ出されている。


表現するときも
素っ裸になると私は思います。
息づかい、眉毛やシワの動きまでも
バレてしまうからこそ 誤魔化せない。


どれだけ、芝居ではなく
そこにありのまま、自然体に生きるか。


私の永遠のテーマであり課題です。


生きてきた痕跡や
苦い思い出や楽しい事も
全てが表現の栄養源に変わる。


そう、変えられる素晴らしさが表現にはある。


わたしは、コトバや写真、
そして芝居という表現を発信したい。


でもね、いっこ誤解をして欲しくない。


絵を描くことも
歌を歌うことも
詩を描くことも
写真を撮ることも
器を作ることも
芝居をすることも
料理を作ることも


日常にあふれいる事が全てが表現。
人間はみんな表現者なんだと私は思います。


生きてるだけで、表現です。
立派なアーティストだと私は思います。


ただね、
ここに眠っている才能の引き出し方がわからないだけ
あるいは小さい時から、制限をされたり
比べられたりすると、出来るはずのことにも蓋をしてしまう。



なんで出来ないの?
もっとこうしなさい。


これはダメだ。
むいていない。


という言葉を小さい頃から言われれば
自然とチカラが半減してしまう。


表現は自信とつながっている。
自信をなくしていくと
表現の幅も狭めてしまう。


だからね、いつも思うのは、


ものさしで決められた事を
そのまんま飲み込まなくていい。


誰かがきめた基本や普通
だれかの平均値に居座る必要はない。


表現は自分自身の内なる声。


もちろん、
仕事に変えられる人はごく僅かかもしれない。
でもいつ、どこで、だれの目にとまり
だれに共鳴するかはわからないからこそ、
表現に有効期限はない。 ないから、続きてみてほしい。


自分の感性と自分の視点をいかしてね。


さ、芸術の秋です。 あなたはどんな 表現を始めてみますか?



サヘル・ローズ ─Profile─
1985年、ペルシャ(イラン)生まれ。8歳の時に養母と共に来日。
育ててくれた母に恩返しをする為、将来オスカー像をとれる役者になるのが夢。
現在、「探検バクモン」(NHK総合) 進行役、「ノンストップ!」(フジテレビ)いいものプレミアムのコーナーなどに出演中。

最新情報はコチラ → http://excelling.co.jp/
サヘル Twitter → https://twitter.com/21Sahel

世界遺産を訪ねる旅 —ポーランド—


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