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メトロガイド>サヘル・ローズのコトダマ日詩 vol.52


サヘル・ローズのコトダマ日詩

インドネシアへの旅。


初めて行くインドネシアは、
ワクワクとドキドキの連鎖でした。



国内線で2回乗り換えてティモール島へ
車で3時間の小さな町ソエへ行きました。


目的は国際NGOプラン・インターナショナルの
スポンサーになった事がきっかけで
小さな妹に会いに行くたびのドキュメンタリー撮影でした。


手紙でしか知らない小さな妹。
声も聞いたことのない
抱きしめたことのない
異国の地にできた妹、アナ。


彼女に夢がある。
その夢は親のためでもある。


アナは小さく
愛しいぐらいに深い眼をしている。
小さな手は生きるために頑張っていた。
細い腕と足もいつも生きるために頑張っている。


いろんな家族に会えた。
様々な環境をみた。
子どもたちはキラキラして未来を見ていた。
大人たちの目は遠くをみていて
悲しみの影が焼きついていた。


環境はいいとはいえない
生活もいいとはいえない


それでも親はボロボロになりながら
我が子の未来を気にかけていた。


心の中で泣いてる、そんな感覚がした。


子どもたちはキラキラしているけど
眼は全てをちゃんと見ていた。
大人の眼をする子どもをみていると心が苦しい。


等身大を奪われた子ども。


そんな社会を悲しくかんじて
理不尽を突きつけられた深い旅だった。


大人にも
子どもにも優しい社会であるべきなはず。
遠い国の大変な人たちではない。


先進国の影になるのが途上国。


私たちの日常が案外、
非日常だったりするもので
有り難さが薄まれば薄まるほど怖い。


慣れちゃいけないね、今に。


本来ね全ての人が、
すぐそばにいる同じ仲間として眼を向けていけたら
もっと幸せの眼差しが増えるはずなんだけど、そうはならないね。


みんな生きる権利、学ぶ権利、自由の権利がある。


ひとりひとりが生涯に1人でもいい、
他国にいる小さな命を支えていけたら
もっと世の中は変わるはず。


そんな意識改革が私の発信方法。


よかったら放送を見てほしい。
アナ、私の妹を見てほしい。
彼女の夢を。


そして子どもたちの無邪気な笑顔を。


BS12 トゥエルビ 9月29日14時30分から。



サヘル・ローズ ─Profile─
1985年、ペルシャ(イラン)生まれ。8歳の時に養母と共に来日。
育ててくれた母に恩返しをする為、将来オスカー像をとれる役者になるのが夢。
現在、「探検バクモン」(NHK総合) 進行役、「ノンストップ!」(フジテレビ)いいものプレミアムのコーナーなどに出演中。

最新情報はコチラ → http://excelling.co.jp/
サヘル Twitter → https://twitter.com/21Sahel

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