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メトロガイド>サヘル・ローズのコトダマ日詩 vol.40


サヘル・ローズのコトダマ日詩

変化してゆく。 景色も季節も天気も気分。


全てが進行形で生き続けている。


8月も終わり、 夏休みという言葉が懐かしい年齢になりました。 着々と時代の流れの早さに気づき始めた年頃なんですね。


そしていま、この一瞬一瞬にも更新されていく歴史。


日頃、どう向き合うのか?
自分とではなく、
今日という1日と。
良い日も、悪い日もある。


逃げられないのよね、ここから。
気分という無邪気な感情からは。


ふとね、
中学時代の夏休みを思い出してみた。


そうだった、
私にとって8月は、救いの8月だった。
なかなか心もひらけずに
学校に居場所を見出せなかった3年間。


8月は学校という鳥カゴから解放されていた。
宿題はいくらあってもよかった。
ただ学校に行かなくていい。
それだけで救われていたんです。


そして、9月1日が近くなると
身体は震え、気持ちがすごく悪かった。
戻りたくないのに、また学校へ。


3年間、たたかった。
自分とね、いろんな事が起こった。


中学時代にあまりいい思い出がない方も、
いらっしゃるかもしれません。


親に言えたり
誰かに相談出来ていたら
本当は楽だったのかもしれない。


でも、案外言えないの。
いろんなブレーキがかかって
人は素直を求めて
素直になる事に憧れるけれど
結構ね、時間がかかるものです。


もしね、いま学校や、
人と付き合うことで辛い時、
こう考えてみるのはどうですか?


人生ってここが全てじゃない。
いまが自分の未来を決める瞬間ではない。
まだまだ、出会ってない人が、
未来で待っていてくれている。


人生って終わらせる事って本当に簡単。
だけど、また生まれてくる事は奇跡的。


生きていたら、病気にもなる。
事故に巻き込まれることもある。


だから、せっかく 今 があるのなら
今 を持てなかった多くの人々の分まで生きてみるの。


学校が全てじゃない、
たとえここが合わなかったとしても
それが全てを決めるわけじゃない。


自分はもう変われない。


という事はない。
無理に変わる必要はもちろんない。
大丈夫、ちゃんとあなたの手を握ってくれる人がいる。
変わる時は自然と変わるものだと私は思います。


いま、
出会っている大人以外にも
ちゃんと大人はいる、
手を差し伸べてくれる大人。


そう、未来の友人はこの先で待っているから。


私はその経験をしたから、
それを、伝えたかった。


忘れないで、人数じゃない。
1人でも本気であなたを想う人がいたら大丈夫。


いってらっしゃい。
そして、
未来を歩いていってね。



サヘル・ローズ ─Profile─
1985年、ペルシャ(イラン)生まれ。8歳の時に養母と共に来日。
育ててくれた母に恩返しをする為、将来オスカー像をとれる役者になるのが夢。
現在、「探検バクモン」(NHK総合) 進行役、「ノンストップ!」(フジテレビ)いいものプレミアムのコーナーなどに出演中。

最新情報はコチラ → http://excelling.co.jp/
サヘル Twitter → https://twitter.com/21Sahel

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