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メトロガイド>サヘル・ローズのコトダマ日詩 vol.15


サヘル・ローズのコトダマ日詩

雨が多い夏。

ジメジメ
ツヤツヤ

ん?

なんで ツヤ にしたかというと
雨が紫陽花にかかると
より一層、紫に 艶 が増すでしょう?

晴天の紫陽花より
雨天の紫陽花のほうが美しくて
生き生きしている。

だから ジメジメより
これからは 艶々の雨に。

そんなことを感じさせてくれる 日本。
四季があるから感じられる魅力でもある。

北海道へ向かう途中、
飛行機の中で雲をみながら考えていました。

北海道の函館にドキュメンタリー番組で行かせていただきました。

2回目の函館は美しく穏やか。
緑、青、白
地球の中にいるんだと再確認出来るほど。




人々も本当に穏やかで
市場を歩いていると
あちらこちらで美味しい匂い
優しい笑い声っと 人情食堂 なんだと感じました。

私は和食が本当に大好きで
とくに出汁の効いた煮物や鍋、そして味噌汁。

すべてに共通するのは ニッポンの味。
そして大和撫子のような ダシ。

鰹ダシ
昆布ダシ
椎茸ダシ

すごく強調する訳ではないのだけど
いないと困る。
他の食材の旨味をダシが引き出してくれる。

まさに 兄貴
いや…姉御

ではないでしょうか?
北海道では真昆布の漁をみてきました。
何メートルとある昆布を海から引き上げていく。
朝3時からひたすら。
そして天日干ししてから
様々な過程をへて私達の食卓に並ぶ。

決して 主役にはなれない
けど誇りをもって昆布をつくる方々。

食を、いただく
ただ、胃を満腹にするのではなくて
命を、魂をいただくのだと。

より強く思いました。
ちなみに、イラン料理に欠かせない 出汁?っといえば
トマトペーストとザクロペーストではないでしょうか。

ザクロはイラン原産。
時期になれば生で頂いたり 、
ジュースで頂いたり。

そして各家庭でトマトとザクロのペーストを
家で作ります。日本でいうところの御漬物やぬか漬け。
樽で幾つも作り、家の倉庫で保管しています。

家庭によって甘みや酸味が異なります。

ほとんどのイラン料理のシチューは
これらで作られます。
けど、昆布ダシや鰹ダシとは違い主張はハッキリしています。
隠し味的なのは、あまりないのかもしれないです。

そう思うと、
やは ダシ は 大和です。

ニッポンですね、まさに。
私も花嫁修業の際には和食を、
美味しく作れるように頑張りたいです。

煮物や煮魚が大好きなので、いつか必ず大和撫子へ。

 




サヘル・ローズ ─Profile─
1985年、ペルシャ(イラン)生まれ。8歳の時に養母と共に来日。
育ててくれた母に恩返しをする為、将来オスカー像をとれる役者になるのが夢。
現在、「探検バクモン」(NHK総合) 進行役、「ノンストップ!」(フジテレビ)いいものプレミアムのコーナーなどに出演中。

最新情報はコチラ → http://excelling.co.jp/
サヘル Twitter → https://twitter.com/21Sahel

世界遺産を訪ねる旅 —ポーランド—


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