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メトロガイド>サヘル・ローズのコトダマ日詩 vol.34


サヘル・ローズのコトダマ日詩

もう、2月が終わる。


なんて早い、
歳を重ねていくと
時間の速さを体感します。


今月は刺激的でした。
映画を2つご紹介させてください。


一つ目は 『沈黙』
遠藤周作の小説『沈黙』
マーティン・スコセッシ監督が映画化したのです。
隠れキリシタンの里というのが長崎にもあります。
17世紀、の日本ではキリスト教は禁じられていた。 この事実を私は知らなかったです。
教会で結婚式をあげたり、
クリスマスを祝ったりと、
現在の日本からは読み解くことのない歴史の事実。

心がしめつけられる光景が目の前に。
映画館で何度もなんども泣きました。


キリストを愛しながら、
十字架に縛られて虐殺されていく農民。


その後に実は担当させていただいている番組で
長崎の隠れキリシタンの里へ。


いまの長崎には教会がたくさんあり、
ここが映画のあの舞台だったとは思えない。
そして子孫の方にお会いしました。
お墓も、かれらの隠れ家も見させていただきました。

歴史はどんどん塗り替えられていく。
そのなかで捨てていい記憶や歴史、真実はない。
どれもちゃんと語り継がれいくべきだと感じました。
祖先ですから、みんな自分自身の一部。


教訓、同じ過ちを犯さないためにも。









2つ目は『ソニータ』ドキュメンタリー映画

監督はイランの女性です。
ソニータの人生を追いかけた映画。
アフガニスタン出身の14歳の少女 ソニータ。
タリバンの勢圧が再び強まったアフガニスタンから難民としてイランへ。

彼女の将来の夢は世界的なラッパーになること。
しかし、彼女の母が彼女をお金のために実の娘を身売りしようと。
そしてその代金でソニータの兄は『妻』を買う。
女性の地位がまだまだ低いこと。
アフガニスタンで今もおきている女性差別をソニータが
映画の中で訴えている。
その葛藤を彼女はラップの歌詞へ。
そしてあらゆる奇跡と彼女自身の運命がソニータを世界へ。


ドキュメンタリーとは思えないほど。
本当に素晴らしい映画でした。
是非みなさまご自身の目で確かめて欲しいです。


中東は大きく、


隣接していてもそれぞれの環境が異なります。
考え方も、習慣も。


イランは年々、女性の地位は確立されています。
政治家や弁護士も女性が多く活躍されています。
世界でも多くのイラン出身の方々が活躍されています、
教授や起業家にアーティストやモデルもいます。


羽ばたく同志の方々に
私も肩を並べられるよう、
頑張りたいです。




サヘル・ローズ ─Profile─
1985年、ペルシャ(イラン)生まれ。8歳の時に養母と共に来日。
育ててくれた母に恩返しをする為、将来オスカー像をとれる役者になるのが夢。
現在、「探検バクモン」(NHK総合) 進行役、「ノンストップ!」(フジテレビ)いいものプレミアムのコーナーなどに出演中。

最新情報はコチラ → http://excelling.co.jp/
サヘル Twitter → https://twitter.com/21Sahel

世界遺産を訪ねる旅 —ポーランド—


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